風の谷のナウシカ

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著者:宮崎駿

連載雑誌:アニメージュ

発行部数は累計1,200万部。1994年に第23回日本漫画家協会賞大賞、1995年、第26回星雲賞コミック部門を受賞作品。
『風の谷のナウシカ』はアニメ雑誌の「アニメージュ」で1982年2月~1994年3月まで長期連載されていました。

アニメはほとんどの人が知っているし、日本テレビ系列で、数年に1度は放送されているので、何回も見ている人も多いでしょう。
私もついつい毎回見てしまいます。

「ナウシカ」はアニメオリジナル作品だと思っている人も多いかもしれませんが、漫画原作です。
でも、アニメ化されているのは原作のほんの一部です。全7巻ある原作の2巻までの内容であり、しかも設定や物語をアレンジしています。

原作の内容は深く、本作品に込めた宮崎駿の強い思いを感じ取ることができるでしょう。

アニメでは謎であった、腐海の謎も明らかになっています。
アニメで止まっている方も多いと思いますが、原作には真の「ナウシカ」ワールドが広がっています。

<あらすじ>
極限まで発達した人類文明が「火の七日間」と呼ばれる最終戦争を引き起こし、瘴気(有毒ガス)が充満する「腐海」と呼ばれる菌類の森や獰猛な蟲(むし)が発生した。それから千年余り、拡大を続ける腐海に脅かされながら、わずかに残った人類は、古の文明の遺物を発掘して利用しつつ、細々と生きていた。
腐海のほとりにある辺境の小国「風の谷」は、大国トルメキアの戦乱に巻き込まれる。風の谷の族長ジルの娘であるナウシカは、運命に翻弄されながらさまざまな人々と出会い、自分自身と世界の運命、太古より繰り返されて来た人の営みに向き合い、大国と小国、そして腐海と人類との共生の道を探っていく。

映画化:『風の谷のナウシカ』1984年3月11日公開(アニメ)

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