バタアシ金魚

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著者:望月峯太郎

連載雑誌:週刊ヤングマガジン

『バタアシ金魚』(バタアシきんぎょ)は講談社「週刊ヤングマガジン」で1985年から1988年まで連載された。
著者は「望月峯太郎」
絵が受け入れられない人もいるかもしれないが、それだけで読むことを拒否してしまうことはもったいない。
主人公のカオルが、水泳部の女の子を好きになり、水泳を初め、そしてのめりこんでいくといった、
良くあるスポーツ物の展開なのだが、この作品は何かが違う。
青春・スポ根・ラブコメの全てがてんこ盛りなのだが、
セリフ、ストーリーを追っていくと、簡単には語れない、深い作品だと思います。
最後に主人公は自分の先を泳ぐ影を見るのだが、この部分にすべてが集約されていると思う。
タイトルに「バタアシ金魚」という一見良くわからないタイトルが付いているが、その意味もだんだん見えてくる。
ちょうど今青春時代を送っているであろう中学生・高校生に読んでほしい。

1990年に、筒井道隆主演で映画化もされています。
漫画家の「いしかわじゅん」先生も板垣先生の役で出演している。

<あらすじ>
高校生のカオル(花井薫)は水泳部のソノコ(塚原苑子)に一目ぼれ。彼女の気を惹くために、カナヅチなのに水泳部に入部し、ソノコに猛烈にアタックしはじめる。思い込みの激しいカオルは、断られてもめげず、あまりのしつこさにソノコはノイローゼになりかけるが・・・。

映画化:『バタアシ金魚』1990年 (実写)

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