カテゴリー:アニメ化
輪廻転生する主人公たちの、前世の記憶をめぐる複雑な人間関係や時を越えた恋愛を描いた近未来SF漫画。
壮大なスケールで転生輪廻が描かれており、内容は深く、一気に読むことをお勧めする読者が多い。
<あらすじ>
東京の高校に転入した坂口亜梨子(ありす)は同級生である小椋迅八(じんぱち)と錦織一成(にしきおりいっせい)から、2人が同じ夢を共有しているという話を聞く。夢の中では彼らは異星人の科学者であり、それぞれ玉蘭(ギョクラン)、槐(エンジュ)という名前で、ほかに5人の仲間とともに、「Z-KK101」と呼ばれている月の基地で、地球を見守って暮らしているという。
その後亜梨子は、マンションの隣の部屋に住む7歳の少年小林輪を誤ってベランダから転落させてしまう。輪は奇跡的に軽傷で済んだが、それをきっかけに彼も覚醒し、前世の記憶が蘇る。元気になった輪は「亜梨子と婚約したい」とごねて周囲を困らせるが、陰では人知れず怪しい活動を開始する。
しばらくして亜梨子は、リアルな夢を見る。夢の中で亜梨子は木蓮と呼ばれ、紫苑という婚約者と会話していた。迅八と一成から聞いた夢に共通点を見出した亜梨子は、2人にその話をし、木蓮と紫苑の似顔絵を描いて見せたところ、間違いなく同じ夢だという結論に達する。他の仲間繻子蘭、柊、秋海棠、紫苑も現世に存在するのではないかと思った3人は、雑誌の読者連絡欄で呼びかけてみることに。程なく柊と繻子蘭の夢を見る者から連絡が入る。
前世の夢「ムーン・ドリーム」を共有する彼らは会合を開き、前世の世界の年表を作り始める。一方、輪も亜梨子に無理やり同行し会合に参加。他のメンバーから、現存するはずの月基地を遠隔操作するためのキーワードを聞き出そうとする。輪の目的は何か。亜梨子は輪の暴走を止める事が出来るのか。
アニメ化: 『ぼくの地球を守って』全6話 1993年~1995 OVA
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