キングダム

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著者:原泰久

連載雑誌:週刊ヤングジャンプ

第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる秦王・政の活躍を描く。
中国の史実で一番有名なものは「三国志」だが「キングダム」の物語はそれよりもずっと昔の時代、春秋・戦国時代の末期。
「秦」になるまでの少しの期間の話です。
紀元前221年、始皇帝によって中国は統一され「秦」となるが、始皇帝の没後、秦は劉邦・項羽らによって滅ぼされ、
秦代はごく短い歴史を閉じます。その後中国は前漢・後漢を経て、やがて三国時代へと突入していきます。
作者の創作がかなり多いため、ファンタジー歴史作品とみたほうがよいかも・・・。

<あらすじ>
時代は、紀元前。500年の争乱が続く春秋戦国時代、支那西方の国・秦の片田舎に「信(しん)」と「漂(ひょう)」と言う名の2人の戦災孤児がいた。2人は、下僕の身分ながら、「武功により天下の大将軍になる」という夢を抱き、日々、剣の修行に明け暮れていた。
やがて、大臣である昌文君に見出されて1人仕官した漂だったが、ある夜、残された信の元へ深手を負って戻って来る。息絶えた漂から託された信が辿り着いた目的地には、漂と瓜二つの少年がいた。その少年こそ秦国・第31代目の王である政(せい)であった。漂が命を落とす原因となった政に怒りをぶつける信だったが、自らに託された漂の思いと自らの夢のために、「王弟の反乱」そして乱世の天下に身を投じる。

アニメ化:『キングダム』 2013年 NHK

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